野に咲く草花をいけること、

茶となった植物を味わうこと、

香りを感じ、器に触れ、

日々の道具とともに過ごすこと。

暮らしの風景をいけること。

私たちが扱う花や本草茶、器などは、できる限り自然の恵みを活かし、つくり手の手の跡や、素材そのものの美しさを大切にしたものをお届けします。

ひとつひとつの営みが、未来へと続く豊かさにつながるように。花がもたらす静かな力を日々の暮らしのなかへ。

SHIYAはその入り口となる場所を目指します。

かつて人は、花とともに生きていました。

手折った草花を飾り、その香りを感じ、薬草としても取り入れる。花は装飾ではなく、祈りや癒しと結びついた存在でした。

SHIYAでは、草花が持つ意味や力を伝えながら、空間に自然の気を取り入れ、さらに身体や心にも作用する療法としての花の在り方も大切にしています。

定期的に会を、花、茶、香、工芸を通じて自然と深く関わる時間を届けていきます。

そして私たちは願っています。

国や時代を越えて出会う感性が響きあい、
そこから新たな風景が静かに生まれていくことを。

SHIYAの創造空間へ足を踏み入れ、

使い、感じ、共に過ごすことで、

静かに芽吹く新しい風土の気配と、

日常に息づく豊かさを発見してください。