江戸の夏、暑さをしずめるために親しまれていた「枇杷葉湯」。
旧暦六月から八月十五日まで、煎じ湯を手渡し、人々の暑さを癒しました。
枇杷の葉に、当帰、よもぎ、桃の葉、月桃、柚子を重ねて、
心とからだをやわらかく整える和の湯。
湯気とともに広がるやさしい香りが、気分をゆるめてくれます。
暑さで疲れた日にも、香りに包まれながら、
深呼吸をひとつ。
日々に寄り添う、やわらかな時間をどうぞ。
微細な草木の粉を湯に溶かし、肌にまとう入浴料です。
内容量
20g × 2包
入浴方法
本品1袋(20g)をそのまま浴槽に入れてお使いください。
やさしく揉み出すようにすると、草木の香りや粒子がゆるやかに湯へと広がります。
湯気とともに立ちのぼる香りを深く吸い込みながら、
やわらかく肌や顔にふれるようにパックするのもおすすめです。
心とからだに、香りとぬくもりをまとう時間をお楽しみください。
※目や口など粘膜への直接のご使用はお避けください。
使用上のご注意
天然の植物素材を使用しているため、アレルギーや敏感肌の方はご注意ください。
お肌に異常が現れた場合はご使用を中止し、専門医にご相談ください。
開封後はなるべく早めにお使いください。使用後は浴槽をよく洗い流してください。
枇杷の葉(びわのは)
夏の陽をたっぷり蓄えた常緑樹。日本では昔から葉を煎じたり、湿布にしたりして、
「からだの奥をあたためるもの」として親しまれてきました。
当帰(とうき)
深山に育つセリ科の根。東洋医学では巡りや温まりを助けるものとして重宝され、
とくに女性をやさしく包む草とも言われます。
よもぎ
野に芽吹く力強い草。香りとあたためにすぐれ、草餅やお灸にも用いられてきました。
日本の薬草文化を語るうえで欠かせない存在です。
桃の葉
桃は古来、邪気を祓う神聖な木とされ、葉は沐浴に使われてきました。
夏のあせもや肌荒れの手当として、民間で伝えられています。
月桃
南の島の力を宿すショウガ科の葉。防虫・抗菌に優れ、古くは葉で包んで食物を守り、
香りは心を鎮めるとも言われます。
柚子の皮
冬至の柚子湯でも知られるように、果皮の香りには清々しさとあたための力があるとされ、
心身をととのえる冬の習慣の一つとされています。
枇杷葉湯
枇杷葉湯
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